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中華モンキー振動対策 その7 - ステーターコイルベース交換でクランクシャフト3点支持 -
中華モンキーの振動に悩まされておりましたが、過去6回の振動対策によりかなり振動を抑えることができました。
ただ、振動が消えたわけではありません。
5千回転で最も強い振動になる特徴から、回転系による振動と想像できフライホイールの回転が5千回転で共振してそうです。
やはり、中華モンキーの振動はクランクシャフトの回転が主要因だと思います。

そこで、今回はクランクシャフトを支持できるステーターコイルベースを付けてみました。
SHIFTUP製のスタビライズドステーターコイルベースでベアリングでクランクシャフトを支えることができます。
クランクシャフトを三点支持することでクランクシャフトのぶれを抑える狙いです。
 
結構な値段ですが、これが最後の振動対策として挑戦してみました。

購入してから気づいたのですが、中華のジェネレーターコイルを移植することができませんでした。
中華モンキーへの取付情報がなかったのでジェネレーターコイルまで確認できませんでした。
ピックアップコイルの取付部が異なっており、日本製と中華製では上下反対になってる感じです。
ステーターコイルベースのピックアップ取り付け台の高さが明らかに異なっておりました。
statorbasechange1.jpg
内側を見るとさらに違います。
オイルシールは純正や中華製が内側に付いているのに対して、SHIFTUP製は間にベアリングがあり外側に付いてます。
statorbasechange2.jpg

ピックアップコイルを逆さまに取り付けることで中華ジェネレータを利用できそうですが、その前に、取付ネジが外れず
中華ジェネレーターのジェネレーターコイルを取り外すことができませんでした。
仕方なく純正のジェネレーターコイルを購入しました。

フライホイールの純正化の際にミツバ製のものを取り付けたので、ジェネレーターコイルもミツバ製です。
ジェネレーターコイルを固定しているネジはなめやすいとのことで六角ボルト(M6×20mm M5×10mm)を用意しました。
手探り状態の準備でかなりの出費をしてしまいました。


中華モンキーでのステーターコイルベースの取替作業を紹介します。
今回もオイルを抜かずに作業を行いました。

フライホイールの取り外しはこちらを参考にしてください。

スタビライザーステーターコイルはクランクシャフトを支えるベアリングがあるため、
半月キーが引っかかるのであらかじめ半月キーを外しておきます。
半月キーはマイナスドライバーをあてがって金槌でコツコツたたくとズレてきます。
statorbasechange3.jpg
オイルが漏れるので、ステーターコイルベースを取り外してからの作業をできるだけ少なくしましょう。
取り付けるステーターコイルベースのオイルシールとOリングにはシリコングリスを塗っておきます。

事前準備を行ったらジェネレーターを取り外します。
statorbasechange4.jpg
オイルが漏れるので、廃油処理箱で受けておきます。
ショックドライバーを大きめのハンマーでガチ~ンと一撃するとジェネレーターを固定しているネジが緩みます。


手際よくスタビライズドステーターコイルベースをはめ込みます。
クランクシャフトにぴったりフィットしているので、引っかかりがありはめ込みにくいですが、少し回転させたりして押し込みます。
statorbasechange5.jpg
ピックアップコイル取り付け台が干渉してそうですが、問題ありませんでした。

付属金具をはめて、半月キーを押し込みます。
statorbasechange6.jpg
半月キーは取り外しは少し手こずりましたが、取付は金槌で軽くコツコツすると簡単に入りました。

ジェネレーターコイルを取り付けます。
本体の取付はネジ山をなめやすいとのことでしたので、六角ボルト(M6×20mm、M5×10mm)を使っております。
statorbasechange7.jpg
純正のジェネレーターコイルを購入したのですが、取付金具は売ってないようでしたので自作しました。

リード線固定用の金具はエンジンからハーネスへ伸びる方のみ作成しました。
ピックアップコイルとジェネレーターコイルのリード線には遊びがないので、固定用金具が無くてもフライホイールに当たらない
との判断です。

純正ジェネレーターと中華ハーネスを接続するには変換コネクターを用いました。

中華ハーネスはいろいろあるみたいですが、私のキットバイクNo.8の配線色は純正とほぼ同じでした。
機  能 ジェネレータ側ハーネス側
 AC出力(ヘッドライト)
 AC出力(バッテリー)
 メインアース
 パルスジェネレーター信号青/黄白/赤
 点火用AC出力黒/赤黄/赤
 ニュートラルスイッチコード若葉/赤若葉/赤


フライホイールを取り付けたら完成です。
statorbasechange8.jpg
フライホイールの取付はトルク管理をしっかりしておいた方が良いです。
標準では30N・m~38N・mとされております。

ゆるめの30N・mでトルク設定しました。
フライホイールを締めすぎて振動が大きくなったことあります。

大変な作業になるかと覚悟しておりましたが、大したことは無く2時間も要さず作業は完了しました。
エンジンがかかるか恐れながらキックすると一発でエンジン始動しました。
エンジンが始動した瞬間に少し違った感じになっていることがわかりました。
アイドリングがより安定しております。
ジェネレーターコイルが純正に変わったので発電が安定したせいかと思います。

問題の振動ですが、試運転してみたところ、少し振動が小さくなった感じがわかるほどの効果がありました。
振動が消えることはありませんが、これまで行った対策の中ではなかなかの効果ありとの感触です。
はじめの頃はカラカラとベアリングが回転する音が大きかったのですが、
馴染んできたらシュルシュルというなめらかで小さな音に変わりました。
クランクシャフトの軸が矯正されているかのような感じです。

ここまで振動を抑制できたら遠乗りしても大丈夫そうです。
中華モンキーの振動対策はこれにて終了と考えております。

今回の対策はけっこうお金かかりましたが、体感できる効果が得られたので満足しております。


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テーマ:中華モンキー - ジャンル:車・バイク

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